2020年10月3日
おはようございます
まず今日のブログの内容ですがちょっと閲覧注意です
少々ショッキングな写真が多いので閲覧は自己責任でお願いします
朝8時に起きてトイレと歯磨きを済ませて荷物を整理した
まだ宿の家族も寝てたのでレセプションに鍵を置いて8時45分に宿をチェックアウト
ここから3日前に来た時と同じくサンミゲルアジェンデの街のバスターミナルまで歩く
バスターミナルに行くまでにこんなウォールアートがあった
こんなマスクつけてるようなウォールアートが当たり前に街で見かけるようになるような世の中になってほしくないけどな
朝9時過ぎにバスターミナルに到着
僕が今日移動する街はグアナファト メキシコ北中部の一大観光地だ
グアナファトまでのバスを探すといくつかあるが9時50分発のバスが一番早いとのこと
移動はなるべく早め早めにするタイプなので9:50のグアナファト行きのバスチケットを120ペソ(約590円)で買う
利用したバス会社は今回もPrimera Plus(プリメイラ プラス)
グアナファト行きのバスがターミナルに入ってきたのでこれに乗り込む
予定通り9:50にバス出発
約1時間半走って11時25分にグアナファトのバスターミナル到着
これがグアナファトのバスターミナル
ただこのバスターミナル、思ってた以上にグアナファトの街の中心から遠い
地図アプリで確認したところ街の中心まで10km 近くある
結構離れたバスターミナルに到着するんだな
グアナファトのバスターミナルはここ
なのでここからはタクシーかローカルバスに乗ってグアナファトの街の中心を目指すことになる
バスターミナル内にいる人に聞いたところグアナファトの中心まではバスターミナルの目の前のバス停からローカルバスが出てるとのこと
このバスターミナルの目の前のバス停からグアナファトの中心地へのローカルバスが出てる
11:30 やって来たローカルバスでグアナファトの中心へ 運賃は8ペソ(約40円)
このローカルバスに乗っている時に地図アプリを見ていてふと気づいた
バスターミナルとグアナファトの街の中心までの約10 kmの間にグアナファトで有名なMuseum of the Mummies of Guanajuatoという通称「ミイラ博物館」がある
このミイラ博物館は街の中心からは少し離れている
だから一旦グアナファトの街の中心には直接行かずに途中で降りて先にMuseum of the Mummies of Guanajuato(ミイラ博物館)に行ってみる事にした
グーグルマップを見ながらミイラ博物館に一番近いバス停で降り、そこから少しだけ歩く
ミイラ博物館は坂の上にあるので、すでにここからグアナファトの街の一部が見えていた
Museum of the Mummies of Guanajuato(ミイラ博物館)の場所はこちら
バス停から少し歩くと公衆トイレがありその壁に青い矢印で「MOMIAS」と記されている
MOMIASというのは多分ミイラの事
もう目と鼻の先のようだ
壁に大きなポスターが見えて来たらその奥がMuseum of the Mummies of Guanajuato(ミイラ博物館)の入り口
検温を受けて消毒のジェルを手に塗られて中に入ると右手にチケットカウンターがある
ここがチケット売り場
値段表がこれ
簡単に言うと入場料は大人ひとり43ペソ(約210円)
館内で写真を撮りたい場合は写真撮影代15ペソ(約75円)
ミイラ博物館に隣接してるもうひとつの博物館にも入りたい場合は17ペソ(約85円)
つまり全部フルセットで合計75ペソ(約370円)だ
かなり安く感じる
これが入場チケット
これが75ペソの内訳が記されたレシート
このMuseum of the Mummies of Guanajuato(ミイラ博物館)、 確か僕が世界一周に出る2年ほど前に何かの旅番組で特集されていた
それを見てからずっと来たいと思っていた場所だ
ミイラ博物館の中には老若男女問わず111体のミイラが展示されているらしい
ミイラと言うと皆さんが包帯でぐるぐる巻きにされたあのエジプトなどで見るようなミイラを想像するかもしれない
でもこのメキシコのグアナファトのミイラはあのような腐敗処理を一切してない状態でも自然にミイラ化したものなのだ
インスタグラムなどでよくこのメキシコのミイラ博物館を検索した時にハッシュタグで「#ミイラ博物館の写真はグロすぎて載せられない」ってのを何度か見かけた事がある
僕はグロいのとかそういうのにはある程度耐性があるつもりだ
ネットに載っているのとかだいたいちょっと大袈裟に書かれているものが多いのでまぁ大丈夫だろう
早速入場してみようじゃないか
!!!!!!!
な、なかなかやるね・・
ちょっと出だしから度肝を抜かれたよ・・
ふぁ!?
レ、レベル高っ・・・
マジかこれ・・ちょっと想像を越えてきたな
グアナファトでは昔ペストか何かの流行病が流行した時に多くの人が一気に亡くなったらしい
その大量の遺体を墓地に埋める時に一度他の遺体を掘り起こした時に中で死体が大量にミイラ化してたそうだ
もちろんこのミイラ化は狙ってミイラにさせたものではなく、あくまでも死体を普通に土葬していたら自然にミイラになっていたもの
グアナファトは非常に乾燥している地帯
このグアナファトの乾燥した気候と土壌に塩分を大量に含んでいる条件が相重なって自然に死体がミイラに変化する条件が整った
ここに展示されているミイラは掘り起こされたミイラの中でも状態の良いもので、さらに身寄りや引き取り手がないものばかりが展示されているらしい
これは博物館の中に展示されていた写真で昔のミイラの展示具合が写されたもの
昔はこんな風に両側にズラっと並べて立ててたのか
言い方があれだけど正直ちょっとしたホラーに見えてしまう
すげぇ写真だなこれ
圧倒されるわ
展示されている数々のミイラを見ていて思ったんだけど、結構口を開けているミイラが多いのはなぜだろう?
これって死んだ後に自然に口が開いていくもんなんだろうか
なんだか苦しそうに叫んでるみたいに見えてしまう
展示されているミイラの中で僕が一番怖かったのがこれ
目の玉は乾燥してカラカラにしぼんでしまったのだろうか
見た目ではこれが何だか一番おどろおどろしいものを感じた
こんなにもすごいものを見せてくれて 入場料43ペソ(約210円)って安過ぎだろミイラ博物館
メキシコでは公共墓地に対して管理費(税金?)を支払う義務がある
一定の期間その支払いがなかった死体は掘り起こされてしまうそうだ
そこで掘り起こされた死体も多くがミイラ化してるんだろうな
これは子供のミイラ
子供のミイラは何体か展示されてたんだけどここも結構印象深かった
その後もかなりの数のミイラが展示されてるのでそれらを見て周る
そしてメインのミイラ博物館の中を一通り見終わると次はもう一つの博物館に行く通路と出口に分かれている
僕はもうひとつの博物館にも入れるチケットを買ったのでここに入ってみる事に
Culto a la Muerteという博物館
中はこんな感じの細い通路があり、その両側に様々なちょっと怖い展示物が並べられている
でもここは何と言うか日本の遊園地にあるショボイお化け屋敷のような内容
正直あまり書く事もないので割愛します
正直ここは見なくても大丈夫かな
でも入場料もたかだか17ペソなのでせっかくだから両方見ておきたいという人は入ればいいと思います
やっぱりここはメインのミイラ博物館がすご過ぎて他が霞んでしまう
この地上に生きている人たちにいつか必ず平等に訪れる死
死んだ後の死体の処理は国によって違うけど僕らもいつか必ずこのような抜け殻になる
当たり前の事なんだけど普段生きている僕らがなるべく目をそらしながら過ごしている現実
それをこのメキシコのグアナファトという地で目の当たりにし思い出させてくれたミイラ博物館
もし皆さんもメキシコのグアナファトに来る機会があればショッキングな内容ながら生と死という大事なことを思い出させてくれるミイラ博物館に足を運んでみてほしい