2018年5月13日
今日はメーホーソンから山を越えて山間にあるパーイという小さな町に移動する日だ
バスターミナルまで歩く最中に朝市のような物をやっていた
子供もちゃんと朝早くからお手伝い
田舎の路上のマーケットっていいものだ
バスターミナルに付いてパーイ行きのバスの時間を聞くと次のバスは昼過ぎだという
ちゃんと下調べせずに出てくるとこういう事になるよなやっぱり
困ったなぁって顔してると受付の子が「バスは昼過ぎだけどソンテオならもうすぐ到着するわよ」と言ってきた
「え?パーイまでソンテオも出てるの?」っと聞き返すと「狭いけど一番安い移動方法よ もうすぐ黄色のソンテオが来るわ」と言われたので待合のベンチでしばし待機
15分程待ってると黄色の霊柩車のような形の車が到着した
運転手に「これパーイ行き?」と聞くと、そうだとの事なので一番乗りで席確保してやろうと乗り込みに行く
出発前からもう別の荷物乗ってんですけど・・ 何だこれ?穀物か??
「バッグは天井に載せるの?」と聞くとその袋の上に置けと言ってくる
とりあえずこの状態で数人が乗り込みパーイに向けて出発
メーホーソンからパーイへはグネグネ曲がったカーブの連続の山を登って降りるを繰り返して進んで行く事になる
ソンテオは狭く、暑く、横向けに乗るのでカーブを走ってる時の揺れも独特だ
最初の1時間半ほど進んだ頃にこの世界一周の旅に出て初めて乗り物酔いしました
生あくびが出はじめたんで「あ、これヤバイな」とは思ってたんですけどやっぱり来ましたね
途中で降りる人もいれば、乗ってくる人もいる
ただでさえ狭いのに同じ方面に乗る客がいたら次々に拾って行くからいつまで経ってもギュウギュウ詰め
挙げ句の果てに席を譲らないといけないようなお婆ちゃんまで乗ってくるのでついには一番外側に座ってた俺が立って外に掴まって乗る事になる
立ったままの状態でしがみ付いて1時間ちょっとは走ったかな
ようやくソンテオはパーイの町に到着
予約してた宿のすぐ側にソンテオは止まった
pai cat hut
- ロケーション:★★★★★
- スタッフ :★★★★★
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
ここは今回タイで泊まった中で一番良かったです
パーイの町のほぼ中心、スタッフかなり良し、北部の町なのにWifiも比較的早い
ウェルカムサプライズでマンゴースティッキーライスを出してくれました
値段がもう少し安ければもっと最高だったと思う
自分の部屋のドアを開ければ庭が広がる
早速パーイの町を大通りに沿って歩いてみる事にした
欧米人に人気の可愛い町らしいので楽しみだ
ここパーイの観光はレンタルバイクがあってこそと言っていいだろう
町自体は小さいのだがパーイの町の郊外に観光場所が散らばっている
その町から離れた場所もバイクがあれば全て1日で十分見て回れるので天気のいい日の朝にバイクを借りて一気に回ってしまうのが良い
ただし以前パンガン島のレンタルバイクの時にも書いたが、タイの原付は日本の原付よりひと回り大きいのにタイヤは日本の原付より細いので運転には注意が必要だ
実際パーイの町のところどころで包帯をしてる人を見かける
十中八九バイクで転んだのだろう
このカフェの左に座ってる人もほら
・・・ね?
さらにこちらの女性も左腕やっちゃってますね
多分1日に何台も事故ってるので本当に気をつけた方がいいです
俺は明日バイクを借りて一気に回ってみよう
夕方宿に戻ると宿のオーナーのオバチャンが「今夜フリーのホットポットやるよ〜」と言って来た どうやら今晩は宿泊客で無料の鍋パーティーがあるらしい これはラッキーだ
さらに「そういえばもう一人日本人が泊まってるよ」と一人の日本人男性を紹介された
T君という彼は25歳の青年で今は仕事を辞めて一人で世界一周中だそうだ
宿からサービスでもらったマンゴースティッキーライスを食べながらお互いの世界一周について話してみると期間は違えどほぼ同じようなルートだった
T君は一年の予定、俺は2年の予定だ
だから立ち寄る国の数と一つの国に滞在する時間が全然違う
T君の方が圧倒的に早く進んで行くだろうから一度先行されたらもう2年組が1年組に追いつくのは難しい
もしかしたらこのパーイだけの出会いになるかもな
しばらくすると鍋の準備が始まり宿のみんなと集まって鍋料理をつついた
この写真の右側に写ってる外国人観光客とはこのあと偶然にもミャンマーのヤンゴンとパガンで再開する
無料の鍋料理で夕食を済ませた後はT君とパーイのナイトマーケットを見に行った
2人でブラブラ歩き回ってたんだけどバーなどが密集してる通りのライブバーの中で同じ宿の面々が飲んでるのが見えた
宿のオーナーがバーの中からこちらに手を振っている
俺たちも同じバーに入って同じテーブルについた
実は俺はお酒全く飲めないんです でもこの時は勢いと付き合いで飲みました
お酒飲めない者からしたら瓶ビール一本なんてもう大冒険です(笑)
向かいの男性はスペインから旅行に来てるそうな 左が宿のオーナーのオバチャン
酒が飲めないせいでこういった旅先での人たちとの夜の付き合いを避けて通って来た
でも本当は僕もこういう輪に加わって時には騒いだり語ったりしたいものなのだ
ビールのおかげで帰り道少しフラついてるのをT君にバレないように宿に戻り、部屋のベッドに体を投げ出した
今夜はいい夜だ