2018年6月23日
今日は宿からバスで15分ほどの場所にあるカーリー寺院という寺院で午前中に行われる生贄の儀式を見に行く事にした
同じ宿の面々と計7人で見に行く事になった
泊まっていたサンタナコルカタの目の前のバス停から45Bの番号のローカルバスに乗って向かいます
場所はこちら
グーグルマップで「カーリー寺院」で調べるとハウラー駅より随分北側にあるダクシネーシュワル・カーリー寺院という寺院が出て来ますが間違ってそちらに行かないようにしてください
あくまでも上記マップに表示した方のサンタナより南側のKalighatに向かってください
寺院に近づくにつれてお祈りに使う花などを売るお店が増えて来て、買うように催促されますがそのまま寺院の狭い入り口を目指します
カーリー寺院の中は靴を脱いで入らないといけない
この日は早朝に雨が降ったようで地面が少し濡れていたので足の裏は再び靴を履くのが嫌になるくらい汚くなってしまった
カーリー寺院のカーリーとはインドの争いを好む女神だ
「カーリー」で画像検索してもらうと生首のネックレスをした腕が数本ある女神の絵が出てくるはず
ここはそのカーリー神を祀ってる寺院でここでは毎朝午前中にヤギが生贄として捧げられます
僕らはこの生贄の儀式を見にきたのだ
生贄の儀式は撮影禁止です
僕らが生贄が行われる場所に着いた時、つい数秒前にヤギが生贄になったらしく首の無くなったヤギの胴体が脚をバタバタさせて切断された首から血を吹き出していた
周辺では大人、子供関係なくその儀式を見物している
バラナシのそうだったが相変わらずこのインドって国は「死」というものを隠さずにオープンにしてる国だ
次の生贄が捧げられるまでには少し時間がかかるようだ
生贄の儀式の場から少し離れたところに別のヤギが繋がれていた
どうやらこのヤギが次の生贄のようだ
一体1日に何匹くらいの生贄がささげられるのだろうか
飼い主なのかヤギがある男性の手に渡された
そして何か祈りのような言葉をつぶやき始めた
これがこのヤギとの別れで生贄前の祈りのようだ
そしてこのヤギ達は生贄の儀式に連れてこられ、石の梁に首を挟まれて動けないようにされた
大きな斧を持った男が登場して、太鼓の音が鳴り響くと生贄の儀式が始まる
男がヤギの首めがけて斧を振り落とすと胴体と首はまっぷたつになり、僕らが到着した時に見たようにヤギの胴体は血を吹き出しながらまだ脳からの信号を受け取ってるように脚で宙を駆けている
あっという間に目の前で2匹の首が落とされた
首の方も落とされて数秒は口をパクパクさせて動いている
目の前で凄惨な現場を目の当たりにして呆然としてる僕らと対照的に周りのインド人達は驚くよりも祈る事に熱心になっているようだった
カーリー寺院は今でもコルカタの中で一番印象に残ってる場所だ
カーリー寺院を後にした僕らが地下鉄に乗ってやってきたのはビクトリア・メモリアルという場所(上の写真は地下鉄の切符がわりのコイン)
ただこの場所インドにしては高い入場料を取ってたので皆の多数決で入らずに外から写真だけを撮ってサダルストリートに昼食を食べに行く事にした
僕らが向かったのはサダルストリートにある有名なカフェ、ブルースカイカフェ
サダルストリートの真ん中に位置する日本語カタカナ表記もあるお店
たしかチーズ入りのカレーを頼んだ記憶がある もう正確には何か忘れた(笑)
美味しかったけど一緒に行った宿の人が食べてたビリヤニの方が美味しそうだった
僕はこの後、明日から行くバングラデシュ行きのバスチケットを取りに行った
明日から一度インドを離れてバングラデシュのダッカに向かう
そこで数日過ごしてまたこのコルカタに戻って来る予定だ
夜は宿の近くのチキンロールが美味しいというお店でテイクアウト
チキンがなかったのでマトンロールになったんだけどね
バングラデシュはラオスと並んでアジア最貧国と言われている国
それがどんなものなのか自分の目で確かめてみようと思う
また自分の知らない新しい場所に行けるんだ