2020年1月30日
おはようございます
コロンビア北部の港町カプルガナからお伝えします
昨日夕暮れ時にたどり着いたこのコロンビア北部の町はコロンビアを北から南に縦断しながら旅する時の拠点となる町でもある
船が発着するだけのただの港町かと思っていたけどここに来てありえないほどのバックパッカーの数
こんなコロンビア北部の港町にこんなにも沢山のバックパッカーがいたなんて
パナマシティの旧市街で同じ宿だったコロンビア人のインディアンのおじさんが言っていた
「船でコロンビアに行くならコロンビア北部のSanta Marta(サンタ・マルタ)って町に行ってみろよ。俺と同じ先住民のインディアンがたくさん住んでいる地域だ。いいところだよ」
せっかく教えてもらったんだけど僕はすでにリオのカーニバルに間に合うようにブラジルに行くためにコスタリカの動物と昆虫の宝庫のジャングルの観光も諦めて南下して来た身
残念だけど今は先に進んで南米をどんどん下っていかないと
コロンビア北部はたくさんの動物が見れる場所でもあるから本当はゆっくりしたいんだけどあまりゆっくりしている時間がない
ブラジルまで飛行機でひとっ飛びするならそこまで焦らなくていいかもしれない
でも僕はブラジルに入ったら船でアマゾン川を渡って進んで行くつもりだ
アマゾン川を渡る船はそこまでスピードが出せない
そこにも数日間使ってしまうのでそれも考慮しなければいけない
本来時間の誓約がある旅は好きではない
でもリオのカーニバルというビックイベントに参加する為にも今回は急がなければ
ではここで昨日チェックインしたHostal Capurganaの宿情報を
Hostal Capurgana
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★★
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
スイス人のおじさんがオーナーの良宿
受付のスタッフたちはちょっと頼りないんだけどオーナーの気遣いがすごい
朝食は有料だけどコーヒーが無料で飲める
宿の中で船のチケットやバスのチケットの手配も可能
しかも手数料もそんなに取られてないはず
Wifi は部屋の中でも通じるんだけど部屋の中は少し弱め
ブログなどで写真をバンバンアップする時はロビーでネット作業したら問題なし
僕はドミトリーの部屋をお願いしたんだけど今は空いてるからということでツインルームをドミトリーの料金で使わせてくれた
オーナーはコロンビアのメデジンの情報にも富んでたのでコロンビアの情報もこのスイス人のおじさんからいくつかもらうことが出来た
Hostal Capurganaの場所はこちら
因みにこのHostal Capurganaの斜め前にコロンビアのイミグレーションがある
なのでパナマから船でカプルガナに着いたらHostal Capurganaにチェックインしてそのまま斜め前のイミグレで入国審査受けるのがおすすめの流れ
これがHostal Capurganaの斜め前にあるコロンビアのイミグレーション
到着したその日のうちに入国審査は受けてしまいましょう
正直もっと廃れた港町を想像していたんだけどこれだけの欧米人バックパッカーが集まるってことはそれなりに快適に過ごせる環境が整っているということ
実際この街にはローカルなレストランから観光客向けのレストランまで数多くあるし、小さいけどカフェも何軒かある
そして中米を縦断してる時には見なかった大量のバックパッカー
今日もこのカプルガナから各方面に向かって船で多くのバックパッカーが移動していく
ここはパナマとコロンビアを繋ぐ代表的な中継地点だけど、それだけではなくここからその他の場所にも船がたくさん出てるのだ
僕も明日にはここから船に乗ってまた別の場所に向かう
船待ちする観光客
僕もようやく新大陸の南米コロンビアに行ってきたんだが、コロンビアというと日本では危ないというイメージが強いんじゃないだろうか
確かに麻薬カルテットなどの事件は多く、たまに日本人旅行者が殺されたりするようなニュースも聞くことがある
しかし基本的にコロンビア人は大らかで優しくこの国は世界の幸福度ランキングでも毎年上位にランキングしている
実際2012年には幸福度ランキングで1位をとったこともある
コロンビアは高低差の激しい国でその地域によって人の性格が違うとも言われている
そんなコロンビアの中でも海沿いの人は好奇心旺盛で話し好き
僕が想像していた陽気な南米の人たちだ
平和でのんびりしてるなぁ
時間に余裕があったらもう少しゆっくりしたいぐらいだよ
カプルガナの町の中心に近い広場に出た
広場と言ってもこれまで見て来たメキシコのソカロなどのように整備されてる訳じゃなくてただのグランドって感じ
地元の子供たちが野球をやってるんだけどその横で馬が放し飼いにされてたりして田舎ならではの風景が広がっている
コロンビアと言えばサッカーのイメージが強いんだけどコロンビアの子供達も野球するんだね
次は海沿いを歩いてみる
漁業終わった若者と地元の子供が汗を流すシャワー代わりに海で泳いでいる
主に漁船が就航する港なので決して綺麗な海ではないけどここに暮らしてる人達にとっては海は子供の頃からの遊び場
そして海辺なのでシーフード料理は当然安く食べれる
特に魚料理は本当に安かった
僕はスープの着いて来る焼き魚のプレートを頼んだ
まずはスープ
中にはバナナ入り
中南米って実は料理に焼きバナナを添えたりしている料理が意外に多い
バナナはおやつやフルーツではなく食事の一部って感じだ
焼き魚の料理がこちら
ちょっと骨が多くて食べにくかったけど自然な感じの塩の風味が効いていて美味しかった
店先でこの魚料理を食べてる間、野良犬が魚を欲しそうにずっと僕の横でお座りしてました
食べかけの魚と骨をあげると嬉しそうにバリバリと食べて食堂を出た後もずっと広場までついてきてた
明日は僕もカプルガナを出るので
宿に戻ってHostal Capurganaの受付で明日乗る船とバスの予約をした
ここから船で対岸の町に渡ってそこで夜行バスに乗り、コロンビア第二の都市メデジンを目指す
今晩は残り少ないこの港町の雰囲気を楽しんで明日からまたどんどん移動して行こう