2018年6月6日
さて、重い腰を上げて行くとするか
牛になったわけではありません
まだインドでもないのにもう町の中に普通に野良牛がいます
今日は朝からレンタルバイクを借りてクシュマというアジアで一番長い吊り橋を渡りに行こうと思ってた
ただレンタルバイクの人から「クシュマに行くの?距離が長いし舗装されてない道だし危なすぎるよ・・貸し出しは無理だね」って断られてしまった
クシュマの吊り橋はこの橋の事を知ってからずっと行きたかった場所だ
これだけで諦めるわけにはいかない
バスでの行き方を聞いてバスで行ってみることにした
ポカラの町の中を歩きながら教えてもらったバス停を目指す
目的のバス停はこちら
Zero Kilo Meterという交差点にあるバス停です
ここがゼロキロメーターの交差点
ここに行ってクシュマ!クシュマ!とバスの人か周りの人に言うと乗るバスを教えてもらえます 結構何かしらのバスが止まってるので、どのバスか尋ねるのには困らないと思います
バスを見つけたら乗り込んで出発です 乗り換えなしでクシュマの町まで行けます
バスはローカルバスなので狭くて綺麗とは言えません
途中、色んな停留所で人を乗せて進みます
バスは徐々に地元の人たちで埋まってきます
そしてしばらくすると山の中に入って行き、舗装されてないオフロードになります
そして山の中で見覚えのある一台の車とすれ違いました
え!?
これってまさか・・・
「あいのり」やんけ!
調べてみたら今なんか番組が復活してネパールでロケしてたみたいですね
世界一周中にこんな山の中でまさかの遭遇でした
バスは高度を上げて途中ローカルバスなのに休憩などを挟みながらクシュマに向かっていく
かなり揺れるのでバスの天井で頭を打たないように注意です
更に人が乗って来てバスはほぼ満員に
2時間ちょっとでクシュマの町に着きました
ここがクシュマのメインの交差点です
ちょっとした飯屋や水やお菓子を買える商店なんかがあります
ここから吊り橋までは歩きです
吊り橋の場所はここです
大自然に囲まれたクシュマの町を歩いて吊り橋を目指します
10分程歩くと遠くに吊り橋が見えてきました
あれか、あれがそうか
初めて存在を知った時からずっと来たかったよ
谷沿いの小さな村を抜けたらすぐに橋のはず もうちょっとだ
そしてやっと橋の入り口に着きました
ここからGoproに切り替えて撮影しながら反対側に渡りました
正直怖かったです(汗) なんか動物としての本能が怖がってる感じ
動画で伝えたいので動画ファイルをブログにアップしようとしたら容量が大きくて無理でした
このブログも動画がもっと気軽に載せられたらいいんだけどなぁ
どうやって容量の大きい動画とか載せるんだろ?
みんな一度Youtubeとかにアップして、それのURLを貼ってるのかな?
上の写真が吊り橋を反対側まで渡りきって振り向いたところ
とんでもない長さだなホント・・・
たしかスイスかどっかがこれより長い吊り橋を作るまではここが世界で一番長い吊り橋だったらしいです
でも今でもアジアで一番の長さ そして世界で2番目に長い
吊り橋を一往復して満足
帰りのバスもあるのでそろそろ戻るとしよう
来た道を戻ってクシュマのメインの交差点に戻ってきた
ポカラに戻るバスまでまだ時間があったので軽く何か食べることにした
食べたのは焼きそばぽい食べ物 安くてうまかった
そしてまたあの悪路を戻るためボロボロのバスに乗り込んだ
バスの手すりが木でできてるなんてなかなかのもんですね
天井は剥がれ落ちていた
バスの後ろにはお世辞にも綺麗とは言えない貧しそうな家族が乗っていた
お母さんが4人の子供を抱えている そのうち二人はまだかなり小さい子だ
子供達は全員靴を履いていない 何かと大変だろうな・・
ボロバスはポカラに向かって走り出した
ポカラにだいぶ近づいたあたりでバスの乗り換えを言い渡された
行きは乗り換えはなかったが帰りはなぜか乗り換えしてほしいと言われ全員バスから降ろされる
どのバスに乗るの?と運転手に聞くと「あのバスだ」と指差された
その先にはすでに乗客でぎゅうぎゅう詰めのバスがあった
降りた人達全員でそのバスに乗り込みさらに車内は混雑し、立っていても必ず誰かに体が触れてるような状態
さっきのあのまずしそうな家族も同じバスに乗っていてかなり大変そうだ
四人の子供のうち一番大きな子供女の子が乗客の座ってる椅子に手をかけたりもたれかかったりするとその席の人達はその子の手や頭を叩いてすごい剣幕で追い払った
なんてことするんだよまったく・・
でも追い払った人達は何の悪気もなさそうに当たり前のように振舞っている
そしてその子供やその家族たちは他の乗客からも煙たがられていた
近くに来るな 寄りかかるな あっちに行けと追い払われるその家族たち
なんでこんなぞんざいな扱いを受けて黙ってるんだろうと不思議に思っていた
でもその家族の身なりから想像できる貧しさからひとつの答えが頭をよぎった
これはインドでよく聞くカーストではないだろうか
調べてみるとやはりカーストはネパールにもあるようだ
生まれた時から優劣が決まってしまうこのふざけた制度、インドではより多く目の当たりにするんだろうな
この子の目にこの大人達はどう映ってるのだろうか?
コメント
ネパールにも明確に身分の差はありますよね。
そして、吊橋!すごいですね、あれ。
ラブワゴンの遭遇にはびっくりですw
harumame様、コメントありがとうございます!
この吊り橋は実はずっと行きたかった場所だったんですよ
実際に渡ると揺れるので怖いですよ
あいのりがまた復活してたとはこの後に知りました