2019年9月4日
今日からリングロード周遊開始
こんな交通事故がありましたよ!って注意喚起の看板と実際に事故にあったと見られる車
事故った車をそのまま交通安全の看板に使う発想が凄い
僕らは昨日でゴールデンサークルを走り終わった
今日から僕らはリングロードというアイスランド国土の外周をグルっと一周回る滝やビーチや湖の多いエリアを走る
まずやって来たのはSeljalandsfossという滝の裏側にまわれる事で有名な滝
アイスランドで有名なパフィンという鳥もこの辺りに多いからかパフィンのモニュメントもありました
あれがSeljalandsfossという滝
滝の規模自体はたいした事はないんだけど先述したようにこの滝は裏側に回れるのが醍醐味だ
階段を登って滝の裏側に回ってみた
晴れてたらもっと綺麗に見える場所なんだけどこの日はあいにく一日曇りだった
それでも滝の裏側に回って歩くなんてほとんど経験した事ないから僕にとっては面白い場所だったけどね
さて滝の裏側にも回ってみたので次の目的地へ行くんだけど、この場所実は滝はここだけではない
もうひとつ少し歩いた所の岩壁に出来た裂け目の奥に秘密の滝のような場所がある
ここ この崖の裂け目から奥に入って行くと滝がある
濡れそうになる足元に気をつけながら歩いて奥に向かうと渓谷に隠れていた滝が現れた
ここはGljufrabuiという名の滝
崖の中にあるこの秘密の滝は冬には封鎖されて入れなくなるので秋までに訪れないと見れなくなってしまう
車を走らせて次にやってきたのはSkógafoss(スコゥガフォス)の滝
ここは横に付いている階段を登って上から滝を見下ろすことが出来る場所
手前には幅の広い川が流れていて僕らが訪れた時はここでテントを張ってる人もいた
階段を登って上に行ってみた
ここだけ見てたらジュラシックパークに出て来そうな場所だ
鳥がたくさん飛んでおり中にはパフィンっぽいのも飛んでるのが見える
パフィンはアイスランド以外の国にもいる鳥だが世界のパフィンの60%以上がこのアイスランドに住んでる
僕らがアイスランドを訪れた9月はパフィンを見れる最後のシーズンだった
Glaciers walks(グレイシア ウォーク)
つまり氷河の上を歩く事が出来る場所
こんな看板が普通に立ってるとかやっぱアイスランドって凄いわ
そしてその看板の指す方向には実際に目に見える大きな氷河が
氷河を見るのはタンザニアでキリマンジャロに登った時以来だ
次にやって来たのはレイニスフィヤラ・ビーチ
通称ブラックサンドビーチ
その名の通り溶岩が波に砕かれて細かな砂となり真っ黒な砂で埋め尽くされたビーチだ
ここではこの黒い砂浜と奇岩群を見ることが出来る
ただ風と波がかなり強いので夏場でも泳いだりするのには適してない
ちなみに後から聞いた話だが天気が良ければアイスランド政府が歌手のビョークにプレゼントしたといわれたEllidaey島がここから見えるらしい
そしてこのレイニスフィヤラ・ビーチの目玉でもある四角柱の岩場
熱かった溶岩の岩場が海から吹き付ける冷たい風で急激に冷やされて割れてこの形になったというのが僕らが勝手にたてた推測
本当にところはなぜこんな形をしてるのかはわからない
写真はゆーき君
インスタ映えするのでみんなこんな感じでこの岩場に座って写真を撮っている
そしてビーチの奥にはこの四角柱の岩場が天井になった奇岩のドーム
ここだけ波が砕いたんだろうか?
これが天井って凄いわ・・アイスランドやばいです
高波危険の看板 間違ってもここで泳いだりしちゃダメ
ってかここ風が本当に強かったのでしっかり防寒を!
ブラックサンドビーチを見終わった時にはもう周辺が暗くなり始めていた
僕らはブラックサンドビーチのすぐ側のVik(ビーク)という小さな町で車中泊する事にした
フロントガラスの向こうにVik(ビーク)の町の教会が見えて来た
グーグルマップによればルーテル教会という名前らしい
今日はこの教会の駐車場に車を停めて眠ろう
教会はVik(ビーク)の町の小高い場所にあるので先ほどまで僕らがいたブラックサンドビーチ周辺の奇岩も見えた
明日は今日の倍近くの距離を走るロングドライブになりそうだ
9月に入ったばかりなのに車の中でも寝袋に包まらないと寝れないほどの寒さ
アイスランドの自然の寒さを体に嫌というほど身体に染み込まれながら眠りについた