2018年6月3日
窓の外には山間部の村ならではの景色が広がり始めていた

この日僕と日本からネパール旅行に来ている杉野クンは朝から車をチャーターし、ナガルコットというカトマンズから車で2時間半ほどのヒマラヤ山脈を一望出来る場所を目指していた
もともとネパールではエベレスト街道のトレッキングをしたかったんだけど今回杉野クンのネパール滞在が11日ほどだったのでそっちは諦めて今回ヒマラヤを見れる場所に行こうということになった


ここまですでにかなり揺れる悪路を上がってきた
乗り物酔いしやすい人ならすでに吐いててもおかしくないくらいの揺れ
ようやくナガルコットの町に着いた頃には2人ともちょっとグッタリ

ここがナガルコットのメインの交差点 といってもただの小さな町の一角だけど
いくつかのレストランとカフェと呼べないようなカフェが複数ある
ホテルもいくつかこの周辺に固まっている


なんとも原始的なお肉屋さん
ここの隣には血のついた包丁と肉屋にある大きなまな板があった



しばらくナガルコットの町を歩いて小さなレストランで食事にありついた
いくつかメニューの中から選んで注文したんだけど「ソーリー、今これは無いんです」のオンパレードで結局チキンカレー


しかもこのチキンカレー注文してから出てくるまでに40分以上もかかって、今鳥をシメるところからやってるんじゃないか?っていう遅さ
味は美味しいんだけどチャータータクシーだからあまり何時間も待たせられないんでそれだけが困った

TOP OF THE WORLD
これはネパールに入ってからよく見るフレーズ ヒマラヤは世界の屋根だ
そのヒマラヤ山脈を早速見に少し山手にあるホテルの近くのビューポイントに行ってみた


曇り
この上なく曇り(笑)
向こうに見える山の上にかかってる雲のところに本来ヒマラヤが見えるはずなんだけどこの天気ではまず無理だ
山の天気なんでもうこればっかりはどうしようもない

ヒマラヤはタイミングが悪かったと諦め、早々に別の丘にやってきた
ここに着くまでもそうだったけどこの辺一帯はヤギだらけ

まるでハイジの世界のようだ
ヤギもあまり人間を怖がらないので割と近くまで近寄れる

ん?何か背中に乗っているのかな?って表情してるのが笑える

丘から景色を望む相棒の杉野クンとヤギ達

地元の人たちはいつもここからの景色を当たり前に見てるんだよなぁ
ここで生活してる人達からすれば何がいいのかわからないだろうけどそれって僕らからすればちょっとした贅沢だ
そしてよく見かけるのが人間だけでなく動物達もよく高台から遠くの景色を見ている風景
犬、猫、ニワトリ、ヤギが遠くを見てるのをちょくちょく見かける

高い場所から遠くを見るっていうのは人間だけじゃなくで全動物が自然にとる行為なのかもな
この人里離れた丘から彼らには一体何が見えてるのだろう






