2020年2月26日
おはようございます
今日もサンパウロの街からお届けします
この日は午前中からサンパウロ市が営む市場にやってきた
ここに来たのはブラジルの美味しいサンドイッチが食べれると聞いたのと、この市場の近くから次の街 Foz do Iguaçu(フォズ・ド イグアス)に行く安めのローカルバスが出てると聞いたから
今日はそのバス乗り場の下見も兼ねてここにやって来たのだ
結構広い市場で中は思ったより綺麗
ここでサンドイッチを食べたんだけど毎度のことあのサンドイッチの名前を忘れてしまう
あげく写真も取り忘れるという・・
とにかくブラジルのトラディショナルなサンドイッチを食してバスターミナルを下見しに行った
続いて地下鉄に乗ってFradique Coutinhoという駅に向かう
Fradique Coutinho駅から15〜20分ほど歩いたところにバットマンのウォールアートだらけの路地があるのだ
今日はそれを見にやって来た
廃車はプランターとして再利用?
なんだか凄いね
バットマンの路地を目指して歩く最中もあちこちに落書きの多い路地が目立つ
そしてようやく見つけたバットマンのウォールアート
「Beco do Batman」という場所
Becoは路地という意味なのでそのままだけどバットマンの路地という意味ですね
Beco do Batman の場所はここ
因みにこの一帯にはバットマン以外のウォールアートも沢山あるのでそれらを見て楽しむ事も出来る
細い路地なんだけどここのは観光客がひっきりなしに訪れてるため危ないなんて事は無いので安心して見て回ろう
面白Tシャツ売ってた(笑)
Weed beerとはなんぞや?
お、この辺のアートは以前写真で見た事がある
このサッカーの神様ペレとバットマンがハグしてる絵は特に有名
みんなこれは写真に撮る
僕もこれが見たくてここにやって来たようなもん
長々と続く路地の全てがウォールアート
ここの絵は人気のものを除いて定期的に更新される
どれだけのグラフィティアーティストがここに才能を披露しに来たのだろうか
路地の中には小さなバーや飲食店もあるので小腹が空いたら食事も出来る
ここは女性に人気
ここでみんなクジャクの前に立って自分の背中からクジャクの羽が生えてるように写真を撮る
よく天使の羽とかで女性が写真撮るのと同じですね
ひとつの絵を描くのに一体どのくらいの時間がかかるんだろうなぁ
こういうのって描き直しが出来ないような気がするんだけどよく一発で描けるよね
キャットウーマンのモナリザバージョン
絵は小さいけどこれはセンスだね
この絵はかなり古そうだった
消さずにずっと残されてる感じ
時間帯によってはかなり混むので思ったような写真が撮れない事も多いと思う
特にお昼過ぎは観光客でいっぱいになるので朝早めに来るのがいいかも
駅からここに来る途中に美味しそうなパスタの専門店を見つけておいたのでそれを食べに行ってから次の場所に向かおう
このお店
店の外側に小さなカウンターしか無いけどお客さんは常にいる
最初注文の仕方がよく分からなかったけどお店の中で麺のタイプを選んで、そのあとに好きなソースを注文して外のこの狭いカウンターで食べるタイプ
僕が注文したのはこれ
もうめちゃウマ
さすが専門店だけの事はあるわ
次もまた地下鉄で別の駅へ
Brigadeiroという駅を目指す
駅に着いて目的地まで歩いてる最中に道路の向かい側にSesc Avenida Paulistaというカルチャーセンターが見えて来た
この辺りでは高いビルで屋上に無料の展望台があるんだけど今にも雨が降りそうな天気だったので僕は行かないでおいた
そしてやって来たのは Japan House São Paulo(ジャパン ハウス サンパウロ)
ここもカルチャーセンターで日本文化を発信してくれてる場所
入場無料なので早速中を除いてみよう
まずはダルマがお出迎え
そして日本酒がズラりとならんだ棚
僕はお酒は飲まないので詳しくは無いが日本円にして2000〜3000円くらいの酒が並べられている
SAKE!
1階にはカフェが併設されており、日本の書籍が並べられてるので自由に手に取って読む事が出来る
どんな本があるのか本棚を見てみると・・・
オタクの入門書?
アキラ!懐かしすぎるぞ
暴走族の写真集 その名も「族」(笑)
逆にこんなの日本でも見た事ない
日本のマンガコミックスも
金田一少年の事件簿好きだったなぁ
シュートにキャプテン翼にスラムダンクにジャイキリ
人気どころやサッカー漫画はおさえてますね
次は2階に上がってみよう
綺麗な手ぬぐいや風呂敷が販売されてるコーナーがあり、古い伝統文化を見せる展示物や物販が多い
2020年の東京オリンピック延期になりましたね
でも今のままでは来年も開催は難しいと聞いてます
このままだと中止でしょうね
次は3階に向かいます
3階には何か細い木で作られたような迷路がありました
何だろうと近くに寄って見てみると・・・
わかります?
これ全部割り箸 割り箸で作った壁が迷路のようになってるんです
おもしろい試みをしますね
この時3階では木で作られた家や木で作られた建造物の展示がされていた
それに乗じて割り箸で作った迷路展示していたようだ
因みに3階の展示物は定期的に展示内容を変えてるそうです
なので多分今行ってもこの割り箸の壁はなくなってると思う
そして最後にジャパンハウスの中のシアタールームのような場所に入ってみた
すでに多くの地元の若者が座って壁に映し出されるプロジェクターの映像を見ている
江戸時代の浮世絵だろうか
侍から女性画から庶民の生活まで当時の俗を反映した絵が次々と音楽と映像によって映し出される
そして迫力のある映像の最後に日本の癒しを感じることの出来る風流な映像が流れる
無数のランタンが静かな音楽と共に上がり始める
日本のわびさびを思い出す素敵な映像だった
動画でもどうぞ
今の日本にこういうお祭りってあるのかな?
ランタンが無数に上がるお祭りといえば今はタイのコムローイくらしか思いつかない
まるで大昔の幻想的な日本の村の祭りにでも迷い込んだような錯覚にとらわれる光景
僕はこの空に待って消えていくランタンの映像を見たくてここで同じ映像を2回見た
おかげで素敵な落ち着いた時間を過ごす事が出来た
ジャパンハウスサンパウロには今後も日本の古き良き時代の伝統を発信し続けてもらいたいもんである