2021年6月8日
おはようございます
アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」のシーズン1を見終わりました
うーん、面白かったようなもうひとつだったような・・
シーズン2を見るべきかどうか今迷ってます
そうそう5月からメキシコでも鬼滅の刃の映画が上映され始めてました
でね、5月にメキシコ人の友達と観に行ったんですよ
その日の上映のチケット全て売り切れていました
次の上映とかではなくその日の上映スケジュール全て鬼滅の刃はソールドアウト
仕方ないので一旦人気が落ち着いてからまた観に行こうって事になってたんですね
そして先日映画館に行ってみたらすでに鬼滅の刃の上映終わってました(泣)
日本だと人気の映画って余裕で2ヶ月以上上映してるじゃないですか
「君の名は」の時なんてもっと長く上映してましたよね?
でもメキシコは映画の上映サイクルがめちゃくちゃ早くてだいたい2週間で次の映画に変わるそうです
早いよ・・・
というわけでせっかく上映された鬼滅の刃の無限列車を見逃しました
結果、ネットで見つけて観たんだけどね
めちゃくちゃ良かったです すでに3回観ました
煉獄サン、熱い男だぜ・・
さてここからが今日のブログです
先日6月7日の月曜日からメキシコシティの感染者数と危険度を示す信号が緑になりました
つまりもうコロナ騒動が起こる前の状態に戻ったという事
これに伴ってメキシコシティの美術館やコンサートホールなども普通に開けるようになりました
なので今回は以前メキシコに来た時に訪れてなかった有名な Museo Nacional de Antropología(国立人類学博物館)に行ってみる事にした
現地人の友達と朝から待ち合わせして朝食を食べてから博物館に向かいます
まず朝食を食べる為にやって来たのはここ
コロニアコンデサにある「Fonda Garufa」というメキシコ料理のお店
ここはネットでかなり評判の良い店だ
メキシコ料理だけではなく色んな料理を取り揃えている
お店は1階と2階に分かれているが、おすすめは2階のテラス席
1階奥の階段から登りましょう
朝食から全て評判のいい「Fonda Garufa」の場所はこちら
2階に上がると大きめのバルコニーにテラス席が用意されている
金持ちそうなメキシコ人のおばさんが朝食を食べながら談笑している
席に着くとまずはパンを運んで来てくれるのでその中から好きなパンを選びます
それを食べながらメニューを見て食事を注文する
こちらがメニュー
ここの朝食のおすすめはエッグベネディクト
これがやたらと口コミで評判が良かったので僕はエッグベネディクトを注文
友達はキュウイソースのホットケーキを注文
パンを食べながら待っていると出て来たのがこれ
ここのエッグベネディクトはサーモンが入っている
上にかかっているソースとクリームも旨そうだ
友達のホットケーキも運ばれて来た
エッグベネディクトも友達のホットケーキも絶品で朝から満足の行く食事だった
ここは正直宿から遠いけど機会があればまた食べに来たいな
朝食も済んだので運動がてら国立人類学博物館まで近くの大きな公園を歩いていく事にした
一時はこんな大きな公園までもが封鎖されてたんだよなぁ
こんなところ封鎖しても何も変わらないというのにホント馬鹿げた話だ
途中姿を現したリスにエサをあげて更に公園の奥へと進んで行く
公園の開けた場所に出ると大きな池があってみんなここで休憩したりボートに乗ったりしてる
そして公園を北上する事10分
このモニュメントが見えて来たら木の向こう側が国立人類学博物館の入り口だ
ようやく到着したMuseo Nacional de Antropología(国立人類学博物館)の入り口
営業時間は朝10時〜17時まで(月曜休み)
中に入るとまずは登れる大きな石の舞台がお出迎え
その右横にチケットブースがあるのでここで入場チケットを買う
2人で160ペソ 一人80ペソか(約440円)
友達が入場チケットを買ってくれました
チケットを購入して進むと博物館の中庭に出る
ここには石の神様の柱が祀られており天井からはシャワーと言うか逆さまの噴水のように大量の水が流れ落ちている
これの両サイドが博物館になっている
博物館内は1階と2階に分かれてるが2階の展示物はほぼおまけみたいなもの
肝心の展示物は1階に固まってるので1階を中心に見ていきましょう
1階はいくつかのブースに分かれていて、ブースごとにメキシコの地方の遺跡の一部が展示されている
僕らが最初に入ったのはベラクルス州のブースだ
ベラクルスは港町とジャングルというイメージがある
ここでは昔こんなにも大きな巨人像の顔が見つかっている
大魔神のモデルになったのかな?と思ってしまうような巨人像
人と比較するとその大きさがよく分かる
メキシコ人の友達の話によるとベラクルスの人の顔立ちは本当にこの巨人像の顔に似てるらしい
言い方が悪いかもしれないけど、鼻が潰れたようにペチャっとしてて唇が分厚い
これがベラクレスの人の顔の特徴だそうだ
人骨のコーナーを見ながら次に目に止まったのはマンモスの化石
足元がガラス張りになっていて下にはマンモスの牙が見える
メキシコってマンモスとかそういうイメージなかったけどこの地にもいたんだな
昔本で読んだようにやっぱり大きな落とし穴に落として石や槍で殺して食べていたんだろうか
その後も友達と色んなブースを順番に見て回る
メキシコの博物館ってロマン溢れる物や古代の綺麗な装飾品まで幅広く展示してあるのだけど
中には面白い物や残酷な物も実は多い
これなんて何かリロ&ステッチに出て来そうじゃない?(笑)
友達はたしか死んだ子供の神様とか言ってたっけな
ちょっと見えにくいけどこの神様は子供を沢山作る為にチン◯が2本あります
でも子供沢山作るからってアレは2本も要らないと思うけど・・回数こなしたらいいだけだしね
2本同時に必要な場面って3Pする時ぐらいしか思いつかんわ すいません(笑)
えっと、この人は・・・アナベベかな?
「ジャングルの王者ターちゃん」にこんなの出て来てたよね
このチン◯ケースはアフリカだけじゃなかったのか
メキシコおそるべし・・
っとまあこんな感じでシュールな笑いを誘うものもあれば古代の儀式の残酷さを物語る品々もかなりの多さだ
例えばこれ
これはCHAC MOOL(チャクモール)
メキシコで1番有名な遺跡チチェンイッツァなどでも見ることが出来る生贄を置く台座だ
古代マヤの儀式や祈りではこの丸いお皿の上に生贄として人間の心臓が置かれた
メキシコ人の友達の話では心臓だけではなく人の首が置かれる事もあったらしい
形は違うけどこれもCHAC MOOL(チャクモール)
同じく手に持ってる台の上に心臓や首が捧げられた
マヤ文明ではこの儀式は普通に行われていたのでメキシコのユカタン半島を中心にあちこちでこの生贄の台座が発見されている
マヤ文明では豊作を祈って太陽に生贄を捧げる儀式が盛んに行われていた
その為にこの人型のCHAC MOOL(チャクモール)だけでなく生贄の儀式に使われた様々な形のCHAC MOOL(チャクモール)や道具も見つかっている
これはジャガーか何かかな?
動物がモチーフになってるけどこれもチャクモールだ 同じく台座には心臓が捧げられた
これはメキシコ人の説明によると人の首をいれておく容器だったらしい
この像は儀式で生きたまま女性の皮を剥ぐ人らしい
そしてこれ
最初見た時は調理器具か楽器に見えた
でもこれ切ったばかりの首や取り出した心臓を入れて血抜きする道具
フライパンのような形の部分の底に穴が空いてますよね
そこから血が下にしたたり落ちるようになっている
これは実際に首を落とす時に使った台らしい
この台の部分で首を切り落としていた
このようにメキシコの昔の儀式や風習からメキシコの博物館には残酷な背景のあるものが多く揃ってる訳だ
そして色々見て回ってやって来たのがこの博物館のメインと言っても過言ではないこのブース
そうです
アステカカレンダーが展示されている大ホール
大昔これがカレンダーとして使われていたようだ
これでアステカ暦を読み取っていたのか
どのくらいの大きさかはこの人達で分かるかな?
ちなみにアステカ暦とは・・・
アステカ暦(Aztec calendar)またはメシカ暦(Mexica calendar)は、中央メキシコにおける他の先コロンビア人と同様、アステカ人が使用していた暦である。
この暦は、古代メソポタミア文明の存在していた時期からその基本構造を共有する、メソアメリカの暦の1つである。 上述の地域においては、シウポワリ(ナワトル語が原語である。この語は太陽周期に近い、365日の周期を持つアステカの太陽暦を意味する。この暦は年単位で数える)、トナルポワリ(こちらもナワトル語が原語である。この語は260日の周期を持つアステカの太陽暦を意味する。この暦は日単位で数える)と呼ばれる暦を用いていたようである。これら2つの暦の組み合わせにより、カレンダー・ラウンドと呼ばれる、52年の「世紀」を形成した。
前者は、太陽周期に暦の基盤をおいているため、農業カレンダーであると見なされている。一方で、後者は神聖な暦であると見なされている。
だそうです
その昔食は重要視されてたはずだから本当に農業カレンダーに使われてたのかもしれないね
みんながよくここで写真を撮る時にやってるポーズを僕もやってみました
僕は身長が187cmあるんだけどそんな僕が立ってもこの大きさだ
またこの国立人類学博物館には庭もあってそこにも展示物が並べられている
外に野ざらしだから流石にここに展示されてるのは本物ではなくレプリカなんだろうけど、外の展示もなかなかの迫力だ
庭の中に設置された遺跡のレプリカ
なんだかジャングルの中を進んで突然遺跡が目の前に現れたかのような雰囲気だ
展示物も多いし、なかなかの広さだしここはちゃんと見て回ると本当に1日潰れる
この日は外国人もかなり見た
博物館の中で外国人のおじさんに話しかけられたんだけどその人はウクライナから来たと言ってたな
最近メヒコに来るアメリカ人とヨーロピアンの数は相当なもんだ
僕と友達は1階の展示を全て見てからおまけの2階の展示を流すように見て帰ることにした
博物館自体久しぶりだったのでなかなか面白かった
1年以上ぶりに開いたMuseo Nacional de Antropología(国立人類学博物館)
もしメキシコシティを訪れる機会があればせっかくなので1日使ってこの博物館を回ってみるのも良いのではないだろうか