ニースから全てがリッチなモナコ公国に移動して野宿

2019年7月16日

フランスのニースからすぐお隣の小国家モナコへの移動日

モナコは世界の金持ちが集まるリヴィエラの真珠と呼ばれてる国

地図でも拡大しないと見えないくらいめちゃくちゃ小さな国で規模としてはバチカン市国についで世界で2番目に小さな国だ

ニースからはLe portというバス停から100番のバスに乗れば1時間でモナコまで行ける

モナコ行きのバスが出るバス停の場所はここ

上の地図のバス停から100番のバスに乗る

ニースからモナコへ移動

ニースからモナコへ移動

バスの料金は1.5ユーロ

ニースからモナコへ移動

しばらく走っていると右手にモナコに面する地中海が見えて来た

到着したモナコ

モナコ

海の反対側は山でそこにビルやマンションを建ててるので高低差が激しいため、街中の至る所にエレベーターやエスカレーターがある何とも不思議な感じの街

モナコ

モナコ

外でエスカレーターとかめちゃくちゃ違和感あるわ

しかも地図で見てるだけでは高低差がわからない

例えば地図アプリで確認して行けると思った道が実際に行ってみるともっと高い場所にあって、そこに行くにはあのエスカレーターとあの階段を登って行かないと駄目なのかぁ・・ってな事がよくある

モナコ

狭いエリアに無理やり作ったような街というか国だからエレベーターやエスカレーターの配置を覚えてないとすごく遠回りしてしまう事になりかねない

モナコ

またモナコを走ってる車も豪華そのもの

同じベンツでも日本では見たこともないような豪華なベンツやフェラーリが普通にその辺にとまってて高台から見えるハーバーはクルザーだらけ

モナコ

バックパッカー旅が染み付いた自分からするとちょっと戸惑ってしまう国だ

ひとまずモナコの街を見下ろせる丘があるのでそこまで行きたいけどここからはかなりの坂道

一旦メインバッグをどこかに置きたかったので近くのカフェに入って安めのサンドイッチを注文

モナコ

注文時に「この坂を登った丘に行きたいから2時間ほど荷物を預かってもらえませんか?」と聞いてみたら快くOKしてくれたのでそのまま食事後にメインバッグをカフェに置かせてもらった

モナコ

サブバックだけ背負ってまずは丘に通じる坂道を登っていく

モナコ

しばらく登ると上に城壁っぽい建物が見えて来て右手にはクルーザーが停泊してる港が見えて来た

モナコ

モナコ

これがリヴィエラの真珠か 綺麗と言われればそうかもしれない

でもなんかクルーザーが渋滞してるみたいにも見えてしまう

この更に上に展望台になってる場所があるのでそこまで行ってみよう

モナコ

坂を上りきると広場に出た そこには宮殿のような建物があった

モナコ

モナコ

昔使ってた砲台や球も展示用に残されている

そして坂を登りきったすぐ左手にあるのが街を見晴らせる展望台だ

モナコ

モナコ

モナコ

モナコ

さすがにこの砲丸のベンチは趣味悪いと思う(笑)

普通のベンチでいいでしょ

モナコ

これが展望台からのモナコの街並みと港

モナコ

パノラマでも撮ってみた

モナコ

実はモナコはタックス・ヘイヴンであることなどから住民の84%が外国籍

特にフランス国籍の金持ちが多い国だ

本当のモナコ国籍者はわずかに16%しかいない

もうこうなってしまうと誰の国かわかったもんじゃない

モナコ

そして街の右側には海辺に近い道路がカーブしながら奥のトンネルに通じている

あれはF1のモナコグランプリで使用される有名なカーブだ

たしかあのカーブの上のマンションにウォーキングトレーナーのデューク更家の家がある

マンションはF1モナコグランプリでコースとなるトンネル口の上に建っており、ベランダの真下にコースが走っている超一等地

ちなみに購入したときには3億円だったそうですが、土地も値上がった現在はなんと30億円に値上がりしてるみたいです 凄いよね

デューク更家はモナコでの住居選びの際に「F1が見える」ことを条件に物件を選んだとか

以前アナザースカイで見ました

モナコ

モナコ

ここからは一度広場を通ってモナコの旧市街に入ってみよう

モナコ

モナコ

旧市街のお土産屋で売られてるのはもちろんF1関連の商品

でも普通の観光客はF1グッズよりもモナコ公国の商品が欲しいんじゃないかな?

一応主な産業は観光らしいけど海と高級カジノだらけのモナコでなんでそんなに観光客がお金落とすの?って話なんだけどカジノの収益がバカにならないくらいでかいらしい

モナコ

さてモナコの旧市街を歩いて目指してたのはこの建物です

モナコ

モナコの市役所

実はここでパスポートにモナコの記念スタンプを捺してもらえるのだ

モナコ

モナコの記念スタンプを捺してもらえる場所は2箇所

モンテカルロ駅とこの市役所

ただモンテカルロの駅は混んでる事が多いらしいので旧市街に行くならついでにこの市役所に来た方が断然早いです

実際僕が訪れた時もスタンプ貰いに来てるのは僕一人でした

モナコのスタンプを貰える市役所の場所はここ

これがもらったスタンプ

モナコ

ちゃんと今日の日付も入ってるんだよね

パスポートに各国のスタンプが増えていくのに喜びを感じる人なので嬉しいですこういうの

モナコ

モナコ

続いてやって来たのはモナコ大聖堂

元アメリカの女優でモナコ公国の公妃グレースケリーが眠るお墓がある教会だ

モナコ

モナコ公国のロイヤルウエディングが行われる教会でもあるので立派な佇まい

大きさ自体はそこまで大きくはないけど中の雰囲気も良かった

モナコ

モナコ

モナコ

大聖堂に立ち寄ったあとは最初に見た展望台とは別の見晴らしのいい高台の城壁路を歩いた

モナコ

モナコの景色ってほんとクルーザーだらけだな・・

モナコ

人口わずか3万人あまりでアフリカの中規模クラスの国と同じGDPを出すモナコ

いかにここに外国から富が集まって来ているかがよくわかる

モナコ

綺麗ではある でもなんかこの街には正直人間味みたいなものを感じない

僕にとってはちょっと退屈な国かな

モナコ

逆にみんなモナコに来て何してるんだろうね?

モナコ

モナコ

高台から下の街に降りてカフェで預かってもらってたメインバッグを受け取って今度はF1が走る海沿いの道を歩いてみることにした

モナコ

モナコ

モナコ

ここからがトンネル って事はこの上のマンションが例のデューク更家のマンションか

トンネル内は歩行者も歩く事ができるようになっている

モナコ

トンネル内からも右側には海が見える

そしてトンネルを抜けるとひときわ高いビルが目に飛び込む

モナコ

もうね、この街ででかいバックパック背負ってるのとかマジ俺だけ

歩いてる時人々の視線が痛かった

まるでここはお前のような奴が来るところではないと言われてるようだった

でもねそんなモナコにも日本人として堂々といれる場所があるんです

モナコ

ここです 日本庭園

これ知らない人も多いんじゃないかなと思います

モナコ

実はモナコには日本庭園があるんです

しかもこれちゃんと日本から庭師を呼んで時間かけて作り上げたもの

モナコの日本庭園の場所はこちら

モナコ

モナコ

ちゃんと中に池もあって蓮の葉や鯉を見る事が出来る

しかもこの世界で2番目に小さいモナコの中でなかなかの広さを割いてもらってる

モナコ

モナコ

モナコ

欧米人の親子が鯉にエサをやっていた

鯉の種類を表す看板も付いている

モナコ

鯉って色のバリエーション多いなぁ

表の一番下の左から2番目の緑の鯉なんて今まで見た事がないよ

モナコ

こんな遠い異国で日本庭園に入れるなんて思ってもいなかったなぁ

もちろん日本庭園なんて世界一周の旅に出てから初めて

今日はこのモナコで高い宿に泊まる気はなかったので野宿するつもり

それまでネットが欲しかったのでマクドナルドに入った

ヨーロッパのほぼどこでも1ユーロで変えてた普通のハンバーガーがモナコでは2ユーロだ

セットを買うと安いやつでも1300円とか普通にする

しかもモナコのマクドナルドは環境対策でドリンクにストローを付けないサービス

いい事なんだけど高くて制限の多いまるで日本みたいな場所

モナコ

マクドナルド閉店間近までねばってそろそろ寝る場所でも探そうかと例のトンネルを戻り始める

1箇所目をつけていた通路があったんだけど建物のスタッフが出入りする扉があってそこの人の出入りがどうも気になる

落ち着いてねれないかもしれないしスタッフに注意されるかもしれない

困り果てて海辺まで出ると1本の桟橋を見つけた

モナコ

桟橋には僕には縁のない豪華クルーザーが嫌味なぐらい並べられていた

モナコ

モナコ

贅の限りを尽くせる国モナコ

久々に格の違いを見せつけられたけどここは観光なら日帰りでも十分な国だな

並ぶクルーザーとモナコのネオンを見ながら桟橋の奥へと歩いた

モナコ

この桟橋の奥ならこれからの時間人なんてほぼこないだろう

誰か来たとしてもこのリッチな国で汚いバックパッカーの荷物など取る人なんていないはず

相手からしてもモナコで野宿してる俺の方がよっぽど不審者だ

モナコ

桟橋の一番奥の方まで行きマットを敷いて寝床を作った

また明日には別の国だ

おやすみなさい

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